イタリア旅行記 その1
リョウさんの定年記念イタリア旅行から帰ってから、1ヶ月以上がたちました。
もう随分前のように感じて、記憶も薄くなり始めてきたので
これ以上忘れる前に、旅の思い出をブログにアップしておこうと思います。
何回かにわたると思いますが、どうぞおつきあいください。
11月23日(金)
イタリア10日間の旅の出発の日
今回の旅行は、リョウさんにとっては初めてのヨーロッパ。
しかも記念旅行だというのに、やっぱり安いツアーを探して出かけたハルばあ夫婦。
ですから飛行機は直行便ではないので、移動時間がよけいにかかります。
ハルばあ達のツアーは、カタール航空で行くイタリアの旅。
カタールのドーハで乗り継いでイタリア、ミラノに向かいます。
なんと22時30分出発の便なので、1日目は成田に行って飛行機に乗り込むだけ。
集合は20時半だったのですが、夜の成田空港は店じまいが早く
免税店もほとんど閉店していて、時間をつぶす所が少なく閉口しました。
空港内はクリスマスのデコレーションがキレイでした。
定刻より少し早く、カタール航空805便で成田を出発。
ドーハまでは約12時間のフライトです。
その間まるで動かないのに、2回機内食と他に軽食が出て、まるでブロイラー状態。
食べてるか、映画を見ているか、寝ているかの機内です。
カタール航空の機内食はこんな感じです。味はまあまあ。
ドーハに現地時間AM4時半に到着。
日本との時差は-6時間。
ここで2時間の乗り換え待ちです。
ドーハといえば、あの「ドーハの悲劇」しか思い浮かばない物知らずのハルばあ。
飛行機の中から見下ろしたドーハ、特に空港周辺は
まるでイルミネーションかと思うほどの眩い光にあふれ、すご~くキレイでした。
さすが石油の出る国、節電とか関係ないらしく
到着した空港は、ものすごく広い敷地内まで全部、煌々と明かりが燈っています。
ちなみに石油の出る国の国営であるカタール航空は
燃油サーチャージが他の航空会社の3分の1ほどしかかかりません。
ドーハ空港は乗り継ぎ空港なので、24時間人も多いし、お店も常に開いています。
広い空港内には、世界各地からの色んな民俗、そして多種多様な民俗衣装の人たちが
一同に集まっていて、行きかう人たちを見ているだけで楽しい。
一度にこんなにたくさんの人種をみたのは、ハルばあ初めてで
2時間の待ち時間も退屈せずにすみました。
あとひとつカタール空港内で不思議だったこと。
それは空港内で働いている人たちの中に、どう見ても日本人としか思えない
決して中国系とか韓国系ではなく日本人…そんな顔の人たちがかなり数多くいたことです。
でも顔はそっくりでも、やはりカタールの人らしく
どこかで先祖のルーツが一緒なのかと思ってしまいました。
さてこのドーハからミラノまでは、飛行機で約6時間。
またまた飛行機の長旅です。
現地時間11月24日PM3時に、ミラノのマルペンサ空港に到着。
時差はさらに-2時間で、日本時間-8時間で時計を合わせます。
今回のツアーは、36人のメンバーと添乗員のHさんという男性の計37人。
前回のスペインツアーと違い、通常のツアーのように大半が定年前後のご夫婦が大半。
1組の新婚さん、後は若いカップル1組、卒業旅行のお嬢さんたち
それ以外は一人参加も含め、元気いっぱいの熟年世代ばかりの一行です。
旅慣れしている人が多く、みんな長時間フライトの疲れもみせず
空港を出ると、待っていた大型バスに乗り込んで、さっそく観光に向かいます。
まずはスフォルツェコ城に向かいました。
ここは16世紀の要塞城といわれるもので、今は市立美術館になっているそうです。
あいにく外観の改修中でした。
ここで現地ガイドさんと合流。いよいよミラノ観光の始まりです。
オペラの殿堂、スカラ座。
スカラ座の目の前にはレオナルド・ダビンチの像がありました。
このスカラ広場は、団体の集合場所に使われるらしく、かなりの人混みで
まるで渋谷のハチ公前のようでした。
そこからドゥオモ広場を結ぶ、十字型の巨大なショッピングアーケードが
1878年完成の「ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア」
ドーム天井の壁面には4大陸を表したフレスコ画が描かれています。
ガッレリアの床にある牡牛のモザイク
これにかかとをつけて3回転すると願い事がかなうと言われているそうです。
たくさんの観光客が周りを取り巻いて順番待ちをしているので
残念ながら団体行動のハルばあは、回ることができませんでした。
アーケードを抜けると、イタリア最大のゴシック建築「ドゥオモ」がありました。
135本の尖塔と2245体の彫刻が配され、400年以上の歳月をかけ完成させたという
本当に大きな教会で、威厳のあるたたずまいに驚かされました。
尖塔のてっぺんには、こんな像があります。
ドゥオモの中は広く、たくさんの絵が飾られていました。
ここで1時間の自由時間があったので、ドゥオモの屋上に上ってみることにしました。
ところが階段入り口のチケット売り場はすごい人で、警備員が入場を規制していました。
並んでいると時間が足りなくなるので、あきらめようかと思ったのですが
奥にエレベーターで上がる入り口もあるというので、そちらに行ったらガラガラ。
一人12€払ってエレベーターで屋上に上がりました。
この斜めの柱状のものが、ゴシック建築の特徴のひとつである
尖頭アーチをささえる飛び梁です。
飛び梁がある事で、教会内部に壁をささえる太い柱がたくさん必要ではなくなったので
大きな窓を作ることが可能になり、ステンドグラスを使えるようになった
以前、テレビでゴシック建築について解説していた時に、そう聞いていたので
実際に目の前で飛び梁を見ることができ、すごく感動しました。
ここが屋根の一番上になります。
時間がなかったので、写真を撮ったら後は急いで降りるだけでしたが
予定にない自由時間で、思いがけずドゥオモの屋上に登れてハルばあ達は大満足。
その後は夕食を食べ、バスでその日の宿に向かいました。
その2に続く
もう随分前のように感じて、記憶も薄くなり始めてきたので
これ以上忘れる前に、旅の思い出をブログにアップしておこうと思います。
何回かにわたると思いますが、どうぞおつきあいください。
11月23日(金)
イタリア10日間の旅の出発の日
今回の旅行は、リョウさんにとっては初めてのヨーロッパ。
しかも記念旅行だというのに、やっぱり安いツアーを探して出かけたハルばあ夫婦。
ですから飛行機は直行便ではないので、移動時間がよけいにかかります。
ハルばあ達のツアーは、カタール航空で行くイタリアの旅。
カタールのドーハで乗り継いでイタリア、ミラノに向かいます。
なんと22時30分出発の便なので、1日目は成田に行って飛行機に乗り込むだけ。
集合は20時半だったのですが、夜の成田空港は店じまいが早く
免税店もほとんど閉店していて、時間をつぶす所が少なく閉口しました。
空港内はクリスマスのデコレーションがキレイでした。
定刻より少し早く、カタール航空805便で成田を出発。
ドーハまでは約12時間のフライトです。
その間まるで動かないのに、2回機内食と他に軽食が出て、まるでブロイラー状態。
食べてるか、映画を見ているか、寝ているかの機内です。
カタール航空の機内食はこんな感じです。味はまあまあ。
ドーハに現地時間AM4時半に到着。
日本との時差は-6時間。
ここで2時間の乗り換え待ちです。
ドーハといえば、あの「ドーハの悲劇」しか思い浮かばない物知らずのハルばあ。
飛行機の中から見下ろしたドーハ、特に空港周辺は
まるでイルミネーションかと思うほどの眩い光にあふれ、すご~くキレイでした。
さすが石油の出る国、節電とか関係ないらしく
到着した空港は、ものすごく広い敷地内まで全部、煌々と明かりが燈っています。
ちなみに石油の出る国の国営であるカタール航空は
燃油サーチャージが他の航空会社の3分の1ほどしかかかりません。
ドーハ空港は乗り継ぎ空港なので、24時間人も多いし、お店も常に開いています。
広い空港内には、世界各地からの色んな民俗、そして多種多様な民俗衣装の人たちが
一同に集まっていて、行きかう人たちを見ているだけで楽しい。
一度にこんなにたくさんの人種をみたのは、ハルばあ初めてで
2時間の待ち時間も退屈せずにすみました。
あとひとつカタール空港内で不思議だったこと。
それは空港内で働いている人たちの中に、どう見ても日本人としか思えない
決して中国系とか韓国系ではなく日本人…そんな顔の人たちがかなり数多くいたことです。
でも顔はそっくりでも、やはりカタールの人らしく
どこかで先祖のルーツが一緒なのかと思ってしまいました。
さてこのドーハからミラノまでは、飛行機で約6時間。
またまた飛行機の長旅です。
現地時間11月24日PM3時に、ミラノのマルペンサ空港に到着。
時差はさらに-2時間で、日本時間-8時間で時計を合わせます。
今回のツアーは、36人のメンバーと添乗員のHさんという男性の計37人。
前回のスペインツアーと違い、通常のツアーのように大半が定年前後のご夫婦が大半。
1組の新婚さん、後は若いカップル1組、卒業旅行のお嬢さんたち
それ以外は一人参加も含め、元気いっぱいの熟年世代ばかりの一行です。
旅慣れしている人が多く、みんな長時間フライトの疲れもみせず
空港を出ると、待っていた大型バスに乗り込んで、さっそく観光に向かいます。
まずはスフォルツェコ城に向かいました。
ここは16世紀の要塞城といわれるもので、今は市立美術館になっているそうです。
あいにく外観の改修中でした。
ここで現地ガイドさんと合流。いよいよミラノ観光の始まりです。
オペラの殿堂、スカラ座。
スカラ座の目の前にはレオナルド・ダビンチの像がありました。
このスカラ広場は、団体の集合場所に使われるらしく、かなりの人混みで
まるで渋谷のハチ公前のようでした。
そこからドゥオモ広場を結ぶ、十字型の巨大なショッピングアーケードが
1878年完成の「ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア」
ドーム天井の壁面には4大陸を表したフレスコ画が描かれています。
ガッレリアの床にある牡牛のモザイク
これにかかとをつけて3回転すると願い事がかなうと言われているそうです。
たくさんの観光客が周りを取り巻いて順番待ちをしているので
残念ながら団体行動のハルばあは、回ることができませんでした。
アーケードを抜けると、イタリア最大のゴシック建築「ドゥオモ」がありました。
135本の尖塔と2245体の彫刻が配され、400年以上の歳月をかけ完成させたという
本当に大きな教会で、威厳のあるたたずまいに驚かされました。
尖塔のてっぺんには、こんな像があります。
ドゥオモの中は広く、たくさんの絵が飾られていました。
ここで1時間の自由時間があったので、ドゥオモの屋上に上ってみることにしました。
ところが階段入り口のチケット売り場はすごい人で、警備員が入場を規制していました。
並んでいると時間が足りなくなるので、あきらめようかと思ったのですが
奥にエレベーターで上がる入り口もあるというので、そちらに行ったらガラガラ。
一人12€払ってエレベーターで屋上に上がりました。
この斜めの柱状のものが、ゴシック建築の特徴のひとつである
尖頭アーチをささえる飛び梁です。
飛び梁がある事で、教会内部に壁をささえる太い柱がたくさん必要ではなくなったので
大きな窓を作ることが可能になり、ステンドグラスを使えるようになった
以前、テレビでゴシック建築について解説していた時に、そう聞いていたので
実際に目の前で飛び梁を見ることができ、すごく感動しました。
ここが屋根の一番上になります。
時間がなかったので、写真を撮ったら後は急いで降りるだけでしたが
予定にない自由時間で、思いがけずドゥオモの屋上に登れてハルばあ達は大満足。
その後は夕食を食べ、バスでその日の宿に向かいました。
その2に続く
by haru2010yakei
| 2013-01-11 23:55
| 旅行
グータラ主婦ハルばあの日常のあれこれを綴ってみました。
by ハルばあ
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