クロアチア旅行 その4
5月29日(日) 5日目
今日はツアーの一番の目玉、ドブゥロヴニク観光からスタートです。
ドブゥロヴニクは「アドリア海の真珠」と呼ばれる美しい町で
その昔、ヴェネツィア共和国と覇権を争った海洋都市です。
オレンジ色で統一された屋根が並ぶ旧市街は高い城壁に囲まれ
あの宮崎アニメ「魔女の宅急便」のモデルにもなった世界遺産の町。
でも過去には1667年の大地震で甚大な被害を受けたり
1991年のユーゴスラビア連邦軍の攻撃で破壊されたりしましたが
その後、精力的な修復がなされ、今のような美しい町を取り戻したそうです。
よくテレビでスルジ山頂から見るドブゥロヴニクの町を紹介していますが
今年の春、新しく無料展望台が作られたので、まずはそこから町の全景を見ます。
旧市街には3か所の門から入りますが、メインゲートはピレ門。
今日もここから入ってドブゥロヴニク観光スタートです。
まずは現地ガイドさんの案内で、門を入るとまっすぐ延びているプラツァ通りへ。
ドブゥロヴニクに着いたのが10時前で、まだ観光客はそんなにいません。
でも現地ガイドさんによると、その日の午後、近くの港に大型客船が3隻到着予定だそうで
午後からはそこの観光客が押し寄せるから、きっと日本の原宿みたいに混み合うよとの事。
「君たちは混み合う前に観光できるからラッキーなんだよ」ですって。
やはりクロアチア観光の一番人気の町ですから、観光客も多いし
実際、夏の観光シーズンは人でごった返すそうです。
聖ヴラボ教会。ヴラボとはドブゥロヴニクの守護聖人だそうです。
東側にある旧港にはボート乗り場があり、周辺の島々を巡ったりできます。
海に沿って建てられた倉庫のような建物は昔の検疫場。
ここは世界で初めて検疫というものを行った場所なのだそうです。
聖ドミニコ修道会に続く階段。
写真ではわかりにくいですが、ここの階段の手すりの下側には目隠しがついていて
昔の女性の長いスカートの中でも、のぞけないように作ってあるのだそうです。
何年か前にテレビ「世界水紀行」でこの階段を見たことがありますが
その時と同じおばさまが、同じように座って手芸しながら民芸品を売っていました。
ここで団体観光が終わり、あとは2時間半フリー観光です。
ほとんどの人が旧市街を取り囲む城壁に登ります。
城壁の入口は3か所。
もちろん有料で120kn(約2000円)
歩く方向も、時計と逆まわり方向に進むことと決まっています。
ドブゥロヴニクの城壁は1周約2㎞、高さは最高で25mあります。
この城壁は堅牢で1667年の大地震で旧市街の大部分が破壊したのに
城壁だけはほとんど被害がなかったのだそうです。
美しい青い海や、オレンジの屋根瓦を見下ろしながら歩くと
アップダウンもあるので、約1時間かかります。
だんだん高くなってくるので、高所恐怖症のハルばあは少し足が震えてきます。
遠くに見えるのはロクルム島。
一番高いミンチェタ要塞からの眺め。
ミンチャスタ要塞の外観。
この日もかなり暑いので、上ったり下りたりしながらの城壁散歩は少々シンドイ。
途中、城壁の上なのに、何か所か休憩できるカフェがありました。
ここはちょうどピレ門の上あたり。
ここにも城壁遊歩道の入口があるので、疲れた人や時間がない人は降りることもできます。
この辺りから城壁遊歩道海側のコースに入ります。
山側より高さが低いのですが、何といっても城壁の向こうは海。
高所恐怖症のハルばあはなるべく遊歩道の町側伝いに歩きます。
しかしこの時、ナント海側の城壁の一部が補修工事中!
臨時にかけられている足場のような吊り橋のような
そんな怖い所を歩かなくてはなりません
「うそ~、工事中なんて聞いてない~」と半べそかいても、ここは一方通行。
先に進むことしかできません。
両側の手すりにつかまり、必死の思いでそこを渡り切りました。
そんなわけで一番の海側では、カメラをかまえる余裕なんてなし。
ようやく広い展望スポットに出て、ホッ。
何故か下を見下ろしている人が多いので、つられて下を見てみると
あんな所で日光浴をしている若者が。
一番海に近いこのカフェは、観光客に大人気なのだとか。
写真を撮ったり、休憩してお茶を飲んだりしたので城壁を下りたのは1時間半後。
そこから町中をウロウロしてから、レストランに入り昼食。
ドブゥロヴニク旧市街はレストランが多いのですが観光地なので値段が高め。
海洋都市らしくシーフードが有名なので、ハルばあ達もムール貝やエビをチョイス。
ところが、店選びが悪かったのか、料理が出てくるまでにものすごく時間がかかり
集合時間に間に合わなかったらと、ウエイトレスに早くしてと言ったのですが
結局ギリギリの時間なってしまい、せっかくの料理の写真を撮る間もなく
必死で食べて、そのあと集合場所まで走るはめになりました。
美味しかったのに、残念。もっと味わって食べたかった。
もっともっとゆっくり観光したかったけれど、安いツアーですからしかたなく…
バスは次の観光地プリトヴィツェに向かいます。
プリトヴィツェまでは約445㎞の長時間のバス移動。
途中、何か所かドライブインでトイレ休憩を取りながら向かいます。
アドリア海沿岸を離れ、バスは内陸に向かいます。
途中のドライブインでは、キレイな湖も見えました。
夜8時すぎにプリトヴィツェ地方自治体にあるホテルに到着。
明日はいよいよ、最後の観光です。
その5に続く。
今日はツアーの一番の目玉、ドブゥロヴニク観光からスタートです。
ドブゥロヴニクは「アドリア海の真珠」と呼ばれる美しい町で
その昔、ヴェネツィア共和国と覇権を争った海洋都市です。
オレンジ色で統一された屋根が並ぶ旧市街は高い城壁に囲まれ
あの宮崎アニメ「魔女の宅急便」のモデルにもなった世界遺産の町。
でも過去には1667年の大地震で甚大な被害を受けたり
1991年のユーゴスラビア連邦軍の攻撃で破壊されたりしましたが
その後、精力的な修復がなされ、今のような美しい町を取り戻したそうです。
よくテレビでスルジ山頂から見るドブゥロヴニクの町を紹介していますが
今年の春、新しく無料展望台が作られたので、まずはそこから町の全景を見ます。
旧市街には3か所の門から入りますが、メインゲートはピレ門。
今日もここから入ってドブゥロヴニク観光スタートです。
まずは現地ガイドさんの案内で、門を入るとまっすぐ延びているプラツァ通りへ。
ドブゥロヴニクに着いたのが10時前で、まだ観光客はそんなにいません。
でも現地ガイドさんによると、その日の午後、近くの港に大型客船が3隻到着予定だそうで
午後からはそこの観光客が押し寄せるから、きっと日本の原宿みたいに混み合うよとの事。
「君たちは混み合う前に観光できるからラッキーなんだよ」ですって。
やはりクロアチア観光の一番人気の町ですから、観光客も多いし
実際、夏の観光シーズンは人でごった返すそうです。
聖ヴラボ教会。ヴラボとはドブゥロヴニクの守護聖人だそうです。
東側にある旧港にはボート乗り場があり、周辺の島々を巡ったりできます。
海に沿って建てられた倉庫のような建物は昔の検疫場。
ここは世界で初めて検疫というものを行った場所なのだそうです。
聖ドミニコ修道会に続く階段。
写真ではわかりにくいですが、ここの階段の手すりの下側には目隠しがついていて
昔の女性の長いスカートの中でも、のぞけないように作ってあるのだそうです。
何年か前にテレビ「世界水紀行」でこの階段を見たことがありますが
その時と同じおばさまが、同じように座って手芸しながら民芸品を売っていました。
ここで団体観光が終わり、あとは2時間半フリー観光です。
ほとんどの人が旧市街を取り囲む城壁に登ります。
城壁の入口は3か所。
もちろん有料で120kn(約2000円)
歩く方向も、時計と逆まわり方向に進むことと決まっています。
ドブゥロヴニクの城壁は1周約2㎞、高さは最高で25mあります。
この城壁は堅牢で1667年の大地震で旧市街の大部分が破壊したのに
城壁だけはほとんど被害がなかったのだそうです。
美しい青い海や、オレンジの屋根瓦を見下ろしながら歩くと
アップダウンもあるので、約1時間かかります。
だんだん高くなってくるので、高所恐怖症のハルばあは少し足が震えてきます。
遠くに見えるのはロクルム島。
一番高いミンチェタ要塞からの眺め。
ミンチャスタ要塞の外観。
この日もかなり暑いので、上ったり下りたりしながらの城壁散歩は少々シンドイ。
途中、城壁の上なのに、何か所か休憩できるカフェがありました。
ここはちょうどピレ門の上あたり。
ここにも城壁遊歩道の入口があるので、疲れた人や時間がない人は降りることもできます。
この辺りから城壁遊歩道海側のコースに入ります。
山側より高さが低いのですが、何といっても城壁の向こうは海。
高所恐怖症のハルばあはなるべく遊歩道の町側伝いに歩きます。
しかしこの時、ナント海側の城壁の一部が補修工事中!
臨時にかけられている足場のような吊り橋のような
そんな怖い所を歩かなくてはなりません
「うそ~、工事中なんて聞いてない~」と半べそかいても、ここは一方通行。
先に進むことしかできません。
両側の手すりにつかまり、必死の思いでそこを渡り切りました。
そんなわけで一番の海側では、カメラをかまえる余裕なんてなし。
ようやく広い展望スポットに出て、ホッ。
何故か下を見下ろしている人が多いので、つられて下を見てみると
あんな所で日光浴をしている若者が。
一番海に近いこのカフェは、観光客に大人気なのだとか。
写真を撮ったり、休憩してお茶を飲んだりしたので城壁を下りたのは1時間半後。
そこから町中をウロウロしてから、レストランに入り昼食。
ドブゥロヴニク旧市街はレストランが多いのですが観光地なので値段が高め。
海洋都市らしくシーフードが有名なので、ハルばあ達もムール貝やエビをチョイス。
ところが、店選びが悪かったのか、料理が出てくるまでにものすごく時間がかかり
集合時間に間に合わなかったらと、ウエイトレスに早くしてと言ったのですが
結局ギリギリの時間なってしまい、せっかくの料理の写真を撮る間もなく
必死で食べて、そのあと集合場所まで走るはめになりました。
美味しかったのに、残念。もっと味わって食べたかった。
もっともっとゆっくり観光したかったけれど、安いツアーですからしかたなく…
バスは次の観光地プリトヴィツェに向かいます。
プリトヴィツェまでは約445㎞の長時間のバス移動。
途中、何か所かドライブインでトイレ休憩を取りながら向かいます。
アドリア海沿岸を離れ、バスは内陸に向かいます。
途中のドライブインでは、キレイな湖も見えました。
夜8時すぎにプリトヴィツェ地方自治体にあるホテルに到着。
明日はいよいよ、最後の観光です。
その5に続く。
by haru2010yakei
| 2016-08-03 20:22
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by ハルばあ
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