クロアチア旅行 その1
怒涛のごとき忙しさが、ようやく一段落したので
クロアチア旅行記を書きたいと思います。
まだ1ヶ月ちょっとしか経っていないのに、もう記憶が怪しいのですが
とりあえず必死で思い出しながら…
5月25日(水)
何年か前からずっと行ってみたかったクロアチア旅行に出発です。
今回は同じマンションに住むお友達Kさんと二人
お安いツアーを探して8日間のツアーに参加しました。
ツアーは東欧クロアチア・スロベニア・ボスニアヘルツェコビナの3か国をまわります。
旧ユーゴスラビアが現在、スロベニア、クロアチア、セルビア、ボスニアヘルツェゴビナ
モンテネグロ、マケドニアの6つの国に分かれています。
色々な民族、宗教が混じり合い、独立運動と戦争を繰り返してきた地域ですが
今はヨーロッパの中でも、比較的治安の良い地域と言われています。
今回の旅のメイン、クロアチアはアドリア海とその沿岸の古い街並みが美しい観光立国。
特に「アドリア海の真珠」と言われるドゥブロヴニクは
世界中から観光客が押し寄せているそうです。
ツアー1日目。
この日は9時40分発のルフトハンザに乗るので、集合は2時間前の朝7時40分。
東京のはずれに住むハルばあ達は、始発で成田に向かいます。
約12時間半のフライトでフランクフルトに到着。
そこで乗り換え1時間20分、オーストリアのグラーツ空港に到着です。
そこから今度はバスに乗り215㎞。
国境を越えて、まずはスロベニアのブレッドという町へ。
ホテルに着いた時は、すでに現地時間23時になっていました。
この日は移動だけでおしまい。観光は明日からです。
5月26日(木)
ツアー2日目。
この日はホテル出発が9時15分と遅かったので、朝食後ホテルの周辺をお散歩。
これから観光するブレッド湖の湖畔の小さな町で、のどかで素敵です。
そしてこれがブレッド湖。
ここブレッド湖は「アルプスの瞳」と称されている周囲6㎞ほどの美しい湖で
スロベニアで唯一だという島、ブレッド島が湖に浮かんでいます。
ブレッド島には手漕ぎボートで渡ります。
この手漕ぎボートは1590年代から代々世襲制で続いているのだそうです。
島に到着、階段を上ると聖母被昇天教会があります。
あいにく中は改修工事中。
スロベニア唯一のこの島は、本当に小さな小さな島で
教会の売店など、それに付随したものしかなく観光はすぐに終了。
また手漕ぎボートに乗って、湖畔の町に戻ります。
帰るためにボートに乗りこんでビックリ。
湖には白鳥が何羽かいたのですが、止まっているボートに近づき
くちばしで乗客をつついて餌をねだるのです。
どうやら教会の売店前で売っているアイスクリームのコーンやら
スナック菓子などを白鳥に投げる観光客が多いようで
それを目当てに船に寄ってくるようです。
湖畔の遊歩道にも、まったく人を恐れない白鳥がたくさんいました。
湖の対岸、約100mの高さの断崖には、ブレッド城が建っています。
このお城はスロベニア最後のお城だそうです。
お天気が良かったせいもあり、湖もそれに映る山々もとってもキレイでした。
ここから50分ほどバスに乗り、スロベニアの首都リュブリャーナへ。
リュブリャーナはハプスブルグ家の支配が約500年続いたそうで
ルネッサンス、バロック、アールヌーボーなどの
各様式の建築物が調和した小さな芸術の都だそうです。
この町では約2時間の自由行動だったので、地図を見ながら旧市街を歩きました。
市の中心プレシェーレノフ広場に建つフランシスコ教会。
これが広場の名前の由来、19世紀の詩人プレシェーレノフの銅像。
「日が昇るところ、争いはこの世から消え、誰も自由な同胞となり~」
彼の書いたこの詩は、1991年の独立戦争後、スロベニア国家の歌詞になったそうです。
この広場には新市街と旧市街を結ぶ三本橋という有名な橋がありますが
小さな橋なのに、とにかく人通りが多すぎて写真が上手く撮れませんでした。
リュブリャーナ大聖堂。
旧市街を見下ろせる丘の上に建つリュブリャーナ城。
ここには徒歩でも行けますが、時間短縮のためケーブルカーに乗っていきます。
リュブリャーナ城中庭。
城といっても城塞であったので、美しく豪華な城というわけではありません。
城壁から旧市街を臨めます。
ケーブルカー乗り場の近くにあった水飲み場。
何故かカンガルーの形です。かわいい。
街の中心に流れるリュブリャニツァ川には、たくさん橋がかかっていますが
三本橋と並んで有名なのが「竜の橋」
竜はリュブリャーナ市の象徴なのだそうです。
もう一つ有名な、何故かここだけ妙に近代的な「肉屋の橋」
端はガラス張りで、不思議なブロンズ彫刻がたくさんありました。
地元の恋愛スポットらしく、欄干に南京錠がズラリと並んでいました。
川に沿って街並みを見ながら、時間いっぱいまでお散歩。
川沿いにはオシャレなカフェがたくさんありました。
これでスロベニアの観光は終了、4時にバスでリュブリャーナを出て
その日の宿のあるクロアチアのオパティアという町に向かいます。
途中、国境を越えた所にある両替所で、クロアチアで使うお金を両替しました。
スロベニアもクロアチアも、EUに加盟して
スロベニアは他のEUと同じで、通貨はユーロを使っています。
でもクロアチアはユーロを導入しておらず、クーナという通貨を使っています。
クロアチアに入ったとたん、ユーロが使えないので両替が必要です。
この日のレートは1クーナ(Kn)=約17.5円でした。
トイレ休憩を含め、約2時間でオパティアに到着。
ルンゴマーレという海岸遊歩道を散策しながらホテルに向かいました。
その2につづく。
クロアチア旅行記を書きたいと思います。
まだ1ヶ月ちょっとしか経っていないのに、もう記憶が怪しいのですが
とりあえず必死で思い出しながら…
5月25日(水)
何年か前からずっと行ってみたかったクロアチア旅行に出発です。
今回は同じマンションに住むお友達Kさんと二人
お安いツアーを探して8日間のツアーに参加しました。
ツアーは東欧クロアチア・スロベニア・ボスニアヘルツェコビナの3か国をまわります。
旧ユーゴスラビアが現在、スロベニア、クロアチア、セルビア、ボスニアヘルツェゴビナ
モンテネグロ、マケドニアの6つの国に分かれています。
色々な民族、宗教が混じり合い、独立運動と戦争を繰り返してきた地域ですが
今はヨーロッパの中でも、比較的治安の良い地域と言われています。
今回の旅のメイン、クロアチアはアドリア海とその沿岸の古い街並みが美しい観光立国。
特に「アドリア海の真珠」と言われるドゥブロヴニクは
世界中から観光客が押し寄せているそうです。
ツアー1日目。
この日は9時40分発のルフトハンザに乗るので、集合は2時間前の朝7時40分。
東京のはずれに住むハルばあ達は、始発で成田に向かいます。
約12時間半のフライトでフランクフルトに到着。
そこで乗り換え1時間20分、オーストリアのグラーツ空港に到着です。
そこから今度はバスに乗り215㎞。
国境を越えて、まずはスロベニアのブレッドという町へ。
ホテルに着いた時は、すでに現地時間23時になっていました。
この日は移動だけでおしまい。観光は明日からです。
5月26日(木)
ツアー2日目。
この日はホテル出発が9時15分と遅かったので、朝食後ホテルの周辺をお散歩。
これから観光するブレッド湖の湖畔の小さな町で、のどかで素敵です。
そしてこれがブレッド湖。
ここブレッド湖は「アルプスの瞳」と称されている周囲6㎞ほどの美しい湖で
スロベニアで唯一だという島、ブレッド島が湖に浮かんでいます。
ブレッド島には手漕ぎボートで渡ります。
この手漕ぎボートは1590年代から代々世襲制で続いているのだそうです。
島に到着、階段を上ると聖母被昇天教会があります。
あいにく中は改修工事中。
スロベニア唯一のこの島は、本当に小さな小さな島で
教会の売店など、それに付随したものしかなく観光はすぐに終了。
また手漕ぎボートに乗って、湖畔の町に戻ります。
帰るためにボートに乗りこんでビックリ。
湖には白鳥が何羽かいたのですが、止まっているボートに近づき
くちばしで乗客をつついて餌をねだるのです。
どうやら教会の売店前で売っているアイスクリームのコーンやら
スナック菓子などを白鳥に投げる観光客が多いようで
それを目当てに船に寄ってくるようです。
湖畔の遊歩道にも、まったく人を恐れない白鳥がたくさんいました。
湖の対岸、約100mの高さの断崖には、ブレッド城が建っています。
このお城はスロベニア最後のお城だそうです。
お天気が良かったせいもあり、湖もそれに映る山々もとってもキレイでした。
ここから50分ほどバスに乗り、スロベニアの首都リュブリャーナへ。
リュブリャーナはハプスブルグ家の支配が約500年続いたそうで
ルネッサンス、バロック、アールヌーボーなどの
各様式の建築物が調和した小さな芸術の都だそうです。
この町では約2時間の自由行動だったので、地図を見ながら旧市街を歩きました。
市の中心プレシェーレノフ広場に建つフランシスコ教会。
これが広場の名前の由来、19世紀の詩人プレシェーレノフの銅像。
「日が昇るところ、争いはこの世から消え、誰も自由な同胞となり~」
彼の書いたこの詩は、1991年の独立戦争後、スロベニア国家の歌詞になったそうです。
この広場には新市街と旧市街を結ぶ三本橋という有名な橋がありますが
小さな橋なのに、とにかく人通りが多すぎて写真が上手く撮れませんでした。
リュブリャーナ大聖堂。
旧市街を見下ろせる丘の上に建つリュブリャーナ城。
ここには徒歩でも行けますが、時間短縮のためケーブルカーに乗っていきます。
リュブリャーナ城中庭。
城といっても城塞であったので、美しく豪華な城というわけではありません。
城壁から旧市街を臨めます。
ケーブルカー乗り場の近くにあった水飲み場。
何故かカンガルーの形です。かわいい。
街の中心に流れるリュブリャニツァ川には、たくさん橋がかかっていますが
三本橋と並んで有名なのが「竜の橋」
竜はリュブリャーナ市の象徴なのだそうです。
もう一つ有名な、何故かここだけ妙に近代的な「肉屋の橋」
端はガラス張りで、不思議なブロンズ彫刻がたくさんありました。
地元の恋愛スポットらしく、欄干に南京錠がズラリと並んでいました。
川に沿って街並みを見ながら、時間いっぱいまでお散歩。
川沿いにはオシャレなカフェがたくさんありました。
これでスロベニアの観光は終了、4時にバスでリュブリャーナを出て
その日の宿のあるクロアチアのオパティアという町に向かいます。
途中、国境を越えた所にある両替所で、クロアチアで使うお金を両替しました。
スロベニアもクロアチアも、EUに加盟して
スロベニアは他のEUと同じで、通貨はユーロを使っています。
でもクロアチアはユーロを導入しておらず、クーナという通貨を使っています。
クロアチアに入ったとたん、ユーロが使えないので両替が必要です。
この日のレートは1クーナ(Kn)=約17.5円でした。
トイレ休憩を含め、約2時間でオパティアに到着。
ルンゴマーレという海岸遊歩道を散策しながらホテルに向かいました。
その2につづく。
by haru2010yakei
| 2016-07-11 21:12
| 旅行
グータラ主婦ハルばあの日常のあれこれを綴ってみました。
by ハルばあ
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