イタリア旅行記 その5
11月27日(火)
この日の朝は出発予定が早かったので5時45分に起床。
でも風邪が悪化中のリョウさんは、中々起きることが出来ません。
やはり市販の風邪薬では効き目が弱いのか、風邪の悪化を止めることが出来ないようです。
とりあえず薬を飲んで、マスクをして、なるべく温かく着こんで
のど飴をなめて、今日もイタリア観光に向かいます。
まずはバスでフィレンツェの旧市街に向かいます。
最初の観光は、昨日は休館日で見られなかったウフィツィ美術館です。
8時半の予約なので待つことなく入れましたが、混み合う観光シーズンなどは
予約をとってあっても、へたすると1時間待ちだったりするそうです。
楽しみにしていたウフィツィ美術館。
現地ガイドさんの解説を聞きながら「ヴィーナス誕生」や「プリマヴェーラ」
「受胎告知」「ヒワの聖母」など美術の教科書で見た名画を鑑賞。
ウフィツィは撮影厳禁ですが、窓からヴェッキオ橋を撮る事が出来ました。
バルコニーから、ヴェッキオ宮殿、ドォオモの写真を撮ることも出来ました。
本当はもっともっと見たい絵もあったし、ゆっくり絵画や彫刻を見たかったけれど
残念ながら団体行動ではそんな訳には行きません。
いつか又来ることが出来たら、もっとゆっくり美術鑑賞しようね。
そうリョウさんと約束して、フィレンツェを後にしました。
バスは次の観光地ローマに向かいます。
ローマまでは約280キロ、途中で雨がパラついてきました。
雨女ハルばあのせいかも…なんて心配しましたが
同じツアーの中に「私はすごい晴れ女なの。バスを降りるころには雨はやむわ」
そう力強く言っていたおばさまがいたので、その方の力を信じることにしました。
ローマに着く前にレストランでランチです。
美味しかったのですが、大きなピザを一人に1枚では多すぎます。
日本に帰ったら体重計に乗るのが恐ろしい…でも、そう言いながら食べるハルばあ。
リョウさんも「食べるとのどが痛い」と言いながら残さず完食していたので
「とにかく食べられるなら大丈夫」とハルばあはホッとしました。
3時前にはローマ市内に到着。
曇ってはいたものの、心配していた雨は降っていません。晴れ女の力すごし!
まずはカトリックの総本山、そして世界一小さな国ヴァチカン市国の観光です。
サン・ピエトロ大聖堂に入るためのセキュリティーチェックは長蛇の列です。
でも現地ガイドさんによると、この日はすごくすいていてラッキーだったそうです。
やはり観光シーズンなどは1時間待ちがざらで、ひどい時は並んでいるだけで
観光する時間がなくなってしまう、そんなかわいそうなツアーもあるということです。
ベルニーニが設計した大列柱廊を見たハルばあ達は大コーフン!
すごい!本当にヴァチカンにきているんだぁ~!
サン・ピエトロ・大聖堂に入ります。
大クーポラの真下にある、教皇の祭壇を覆うブロンズの大天蓋はベルニーニ作。
大クーポラはミケランジェロの設計なのだそうです。
映画「天使と悪魔」で犯人が最後に逃げ込んだ階段がこれ。
「ダビンチ・コード」シリーズにはまっていたハルばあ夫婦は密かに興奮!
ちょっと残念だったのは、有名なミケランジェロの作品「ピエタ」を写真に撮ったはずが
ブログにアップしようと見てみたら、ピンボケだったこと。悲しい…
サン・ピエトロ・大聖堂を出て、サン・ピエトロ広場を臨みます。
有名なスイスガードがいました。
もうひとつ残念な事に、ハルばあ達の格安ツアーではヴァチカン美術館に入りません。
あの「最後の審判」が見られません。
やっぱり、もう一度来なければ…と心に誓ったハルばあです。
秋の陽は釣瓶おとし。
辺りは薄暗くなってきた中、バスはコロッセオに向かいローマ市内を走ります。
さすがローマ、あっちもこっちも歴史的建造物ばかりなのですが
薄暗くなってきた上に、走るバスの中からでは写真を撮ることができませんでした。
コロッセオは紀元80年に完成した円形闘技場です。
4階建ての巨大な競技場で、収容人員は5万人以上だったそうです。
後世に建築資材として大理石が持ち去られたため、現在の形になったんだそうです。
こちらはコンスタンティヌス帝の凱旋門
その次に向かったのは「トレヴィの泉」です。
トレヴィとは三叉路の意味で、ここはローマ最大の噴水です。
テレビで見て知っていたとはいえ、目の前に広がる泉の想像以上の大きさにビックリ。
かなり暗くなってきたのに、大勢の観光客が周りを取り巻いています。
ハルばあ達も人をかきわけ前に出て、泉を背にしてコインを投げました。
これでハルばあのローマ再訪は確約されました?
そこから歩いて、本日最後の観光地「スペイン広場」に向かいました。
これは広場にある「ヴァルカッチャの泉」
その奥にあるのが、ローマの休日で有名になった「スペイン階段」
そして登った先にあるのが「トリタニ・デイ・モンティ教会」です。
暗くなっている上に、寒いので、のんびり座っていることもできません。
さらに残念なことに、現在ここは飲食禁止なので、ローマの休日ごっこも出来ません。
トレヴィの泉もスペイン階段も、明るいうちに来たかった。
次にローマに来る時は…ここでも誓ったハルばあ夫婦でした。
この後はローマ三越でお買いものタイムです。
お買いものの時間はなくていいから、もっとトレヴィの泉でゆっくり時間が欲しかった
ツアーメンバー皆そう思っていましたが、格安ツアーなのでしかたがありません。
お買い物の後はホテルに向かう前にレストランで夕食。
日本で食べるカルボナーラとは全然違うカルボナーラ。美味しかった。
こういうツアーの場合、食事はついていても飲み物はついていないので
毎食ごとに別料金で飲み物を注文します。
毎回ワインかビールを頼んでいたリョウさんが、このあたりからジュースを注文。
本人は「風邪をひいているから、体調を考えてアルコールはひかえる」と言いますが
「どう考えても、風邪がかなりひどくなってきているに違いない」と思ったハルばあ。
その晩もホテルに到着後、リョウさんには早めに就寝してもらったのでした。
寝込むことなく、最後まで無事に旅行を続けられますように…
心から祈ったハルばあです。
その5につづく
この日の朝は出発予定が早かったので5時45分に起床。
でも風邪が悪化中のリョウさんは、中々起きることが出来ません。
やはり市販の風邪薬では効き目が弱いのか、風邪の悪化を止めることが出来ないようです。
とりあえず薬を飲んで、マスクをして、なるべく温かく着こんで
のど飴をなめて、今日もイタリア観光に向かいます。
まずはバスでフィレンツェの旧市街に向かいます。
最初の観光は、昨日は休館日で見られなかったウフィツィ美術館です。
8時半の予約なので待つことなく入れましたが、混み合う観光シーズンなどは
予約をとってあっても、へたすると1時間待ちだったりするそうです。
楽しみにしていたウフィツィ美術館。
現地ガイドさんの解説を聞きながら「ヴィーナス誕生」や「プリマヴェーラ」
「受胎告知」「ヒワの聖母」など美術の教科書で見た名画を鑑賞。
ウフィツィは撮影厳禁ですが、窓からヴェッキオ橋を撮る事が出来ました。
バルコニーから、ヴェッキオ宮殿、ドォオモの写真を撮ることも出来ました。
本当はもっともっと見たい絵もあったし、ゆっくり絵画や彫刻を見たかったけれど
残念ながら団体行動ではそんな訳には行きません。
いつか又来ることが出来たら、もっとゆっくり美術鑑賞しようね。
そうリョウさんと約束して、フィレンツェを後にしました。
バスは次の観光地ローマに向かいます。
ローマまでは約280キロ、途中で雨がパラついてきました。
雨女ハルばあのせいかも…なんて心配しましたが
同じツアーの中に「私はすごい晴れ女なの。バスを降りるころには雨はやむわ」
そう力強く言っていたおばさまがいたので、その方の力を信じることにしました。
ローマに着く前にレストランでランチです。
美味しかったのですが、大きなピザを一人に1枚では多すぎます。
日本に帰ったら体重計に乗るのが恐ろしい…でも、そう言いながら食べるハルばあ。
リョウさんも「食べるとのどが痛い」と言いながら残さず完食していたので
「とにかく食べられるなら大丈夫」とハルばあはホッとしました。
3時前にはローマ市内に到着。
曇ってはいたものの、心配していた雨は降っていません。晴れ女の力すごし!
まずはカトリックの総本山、そして世界一小さな国ヴァチカン市国の観光です。
サン・ピエトロ大聖堂に入るためのセキュリティーチェックは長蛇の列です。
でも現地ガイドさんによると、この日はすごくすいていてラッキーだったそうです。
やはり観光シーズンなどは1時間待ちがざらで、ひどい時は並んでいるだけで
観光する時間がなくなってしまう、そんなかわいそうなツアーもあるということです。
ベルニーニが設計した大列柱廊を見たハルばあ達は大コーフン!
すごい!本当にヴァチカンにきているんだぁ~!
サン・ピエトロ・大聖堂に入ります。
大クーポラの真下にある、教皇の祭壇を覆うブロンズの大天蓋はベルニーニ作。
大クーポラはミケランジェロの設計なのだそうです。
映画「天使と悪魔」で犯人が最後に逃げ込んだ階段がこれ。
「ダビンチ・コード」シリーズにはまっていたハルばあ夫婦は密かに興奮!
ちょっと残念だったのは、有名なミケランジェロの作品「ピエタ」を写真に撮ったはずが
ブログにアップしようと見てみたら、ピンボケだったこと。悲しい…
サン・ピエトロ・大聖堂を出て、サン・ピエトロ広場を臨みます。
有名なスイスガードがいました。
もうひとつ残念な事に、ハルばあ達の格安ツアーではヴァチカン美術館に入りません。
あの「最後の審判」が見られません。
やっぱり、もう一度来なければ…と心に誓ったハルばあです。
秋の陽は釣瓶おとし。
辺りは薄暗くなってきた中、バスはコロッセオに向かいローマ市内を走ります。
さすがローマ、あっちもこっちも歴史的建造物ばかりなのですが
薄暗くなってきた上に、走るバスの中からでは写真を撮ることができませんでした。
コロッセオは紀元80年に完成した円形闘技場です。
4階建ての巨大な競技場で、収容人員は5万人以上だったそうです。
後世に建築資材として大理石が持ち去られたため、現在の形になったんだそうです。
こちらはコンスタンティヌス帝の凱旋門
その次に向かったのは「トレヴィの泉」です。
トレヴィとは三叉路の意味で、ここはローマ最大の噴水です。
テレビで見て知っていたとはいえ、目の前に広がる泉の想像以上の大きさにビックリ。
かなり暗くなってきたのに、大勢の観光客が周りを取り巻いています。
ハルばあ達も人をかきわけ前に出て、泉を背にしてコインを投げました。
これでハルばあのローマ再訪は確約されました?
そこから歩いて、本日最後の観光地「スペイン広場」に向かいました。
これは広場にある「ヴァルカッチャの泉」
その奥にあるのが、ローマの休日で有名になった「スペイン階段」
そして登った先にあるのが「トリタニ・デイ・モンティ教会」です。
暗くなっている上に、寒いので、のんびり座っていることもできません。
さらに残念なことに、現在ここは飲食禁止なので、ローマの休日ごっこも出来ません。
トレヴィの泉もスペイン階段も、明るいうちに来たかった。
次にローマに来る時は…ここでも誓ったハルばあ夫婦でした。
この後はローマ三越でお買いものタイムです。
お買いものの時間はなくていいから、もっとトレヴィの泉でゆっくり時間が欲しかった
ツアーメンバー皆そう思っていましたが、格安ツアーなのでしかたがありません。
お買い物の後はホテルに向かう前にレストランで夕食。
日本で食べるカルボナーラとは全然違うカルボナーラ。美味しかった。
こういうツアーの場合、食事はついていても飲み物はついていないので
毎食ごとに別料金で飲み物を注文します。
毎回ワインかビールを頼んでいたリョウさんが、このあたりからジュースを注文。
本人は「風邪をひいているから、体調を考えてアルコールはひかえる」と言いますが
「どう考えても、風邪がかなりひどくなってきているに違いない」と思ったハルばあ。
その晩もホテルに到着後、リョウさんには早めに就寝してもらったのでした。
寝込むことなく、最後まで無事に旅行を続けられますように…
心から祈ったハルばあです。
その5につづく
by haru2010yakei
| 2013-01-21 21:30
| 旅行
グータラ主婦ハルばあの日常のあれこれを綴ってみました。
by ハルばあ
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