イタリア旅行記 その2
11月25日(日)
今日はヴェネチア観光に行きます。
11月も終わりが近づいているイタリアは朝は7時半くらいまで真っ暗。
8時にホテルを出発なので6時前には起床
7時過ぎには朝食にいくのですが、窓の外はまだ夜のようです。
この日、朝起きるとリョウさんがのどが痛いと言い出しました。
どうやら風邪をひいたようです。
元々のどの弱い人なので、ヨーロッパの乾燥した空気でのどをやられないよう
昨夜寝る時にはマスクをして寝るように言い、バスルームに濡らしたバスタオルをかけ
少しでも部屋の湿度があがるように、バスルームのドアを開けっ放しで寝たはずです。
ところがハルばあの忠告を軽視していたリョウさんは
お風呂のあと暑いといって、すぐにパジャマに着替えなかったばかりか
マスクもせずに寝てしまったので、どうやら風邪っぽくなってしまったようです。
「だからヨーロッパの乾燥を甘く見るなっていったでしょう!海外で寝込むと大変だよ!」と
朝からハルばあに叱られながら、持参した風邪薬を飲むことになったリョウさん。
結局、この初期の風邪状態の時からずっと風邪薬を飲むことになったリョウさんですが
風邪の具合はまったく良くならず、日に日に調子が悪くなっていくんです。
せっかくのイタリア旅行なのに…とハルばあに怒られたのは言うまでもありません。
観光2日目のこの日は朝から真っ白な霧が出ていました。
どうもお天気も今一つで雨こそ降っていないものの、思った以上の肌寒さです。
アドリア海に浮かぶ水の都ヴェネチア本島には船で渡ります。
あいにくのお天気で周囲の島の風景も霧でぼやけて見えますが
まじかに見る重厚な建物に、期待で気持ちがワクワクしてきます。
幸いなことに、その後は霧がどんどん晴れてきました。
港に到着。
行く前はヴェネチアの浸水のニュースを見て、かなり心配だったのですが大丈夫そうです。
いかにもヨーロッパといった風の重厚な建物が並ぶのを見て
リョウさん、カメラ好きの血が騒ぎ、さっそく写真を撮るのを止められません状態。
あちこちシャッターを切り続けては、移動の列に遅れないよう走って…の繰り返しです。
これは浸水した時、主に観光客が通路として使う足場で、あちこちに置いてあります。
地元の人達は浸水に慣れっこなので、水の中を平気で歩くと聞きました。
ため息橋。ドゥカーレ宮殿と牢獄を結んでいた橋です。
こんな運河と橋を見ていると、本当にヴェネチアに来たんだ~と感動です。
鐘楼が見えてきて、ハルばあのワクワクは頂点です。
ああ、本当に今、ヴェネチアにいるんだぁ~
サン・マルコ寺院、ドゥカーレ宮殿も見えてきました。
ここの乗り場からゴンドラに乗りました。
狭い水路を巧みに建物にぶつからないようゴンドラを操るゴンドエーレ、すごい!
ホテルやレストランにも水路から入る入口があります。
大運河に入ると、ゴンドラからリアルト橋が後ろに見えました。
警察の船もありました。あたりまえ?
おじさんがドアから顔を出して、声をかけてくれました。チャオ!
ゴンドラを降りて、サン・マルコ広場に向かい観光しました。
ドゥカーレ宮殿。
ヴェネチア共和国総督の政庁として9世紀に建てられましたが
何度か火災にあい、現在の建物は15世紀の物。
世界最大の油絵と言われるティレントの「天国」があるのだそうですが
残念ながら、今回は宮殿内に入る時間は作れませんでした。
サン・マルコ寺院。
9世紀にエジプトから運ばれた聖マルコの遺体を納めるために建てられた
ビザンチン建築で有名で、改築のたびにロマネスク、ゴシック様式が加わった寺院です。
入口付近だけ入れます。
天井はすご~くきらびやかな金色の装飾がほどこされています。
サン・マルコ広場
この後、ムラノ島のヴェネチアングラスの工房に行き実演を見ました。
以前ブログに書いたことがありますが、ハルばあ夫婦はガラス器が大好きです。
リョウさんのお酒のグラスだけは、ちょっぴり贅沢な品でも買ってしまいます。
そんなわけで、この旅行では絶対ヴェネチアングラスを買おうと思っていました。
こんなワイングラスを買いました。
さらには清水の舞台から飛び降りたつもりで、飾り用にこんな吹きガラスのグラスまで…
こちらは本当に高かったので、ハルばあはお値段見て躊躇したんですが
リョウさんが「一生の記念だから」と、あっさりカードを出してしまったのでビックリ。
でもまあ、長い間仕事を頑張ってくれたリョウさんの退職記念の旅行なのだし
その記念の品なんだから…と思うことにしました。
その後は50分間の自由行動。
まず現地ガイドのアントニオさんお薦めのバールでカプチーノを飲みました。
かなり混みあっている狭いお店だったので写真は撮れませんでした。
ヴェネチア一だと言うだけあって美味しかった!なのに1€、安い!
その後は、お店をのぞきながら、あちこち歩き回りました。
再び見たリアルト橋
どこもかしこも絵になるヴェネチア、まるで映画の中にいる気分です。
翼を持つライオンはヴェネチアの守護神聖マルコの象徴だそうで
いたるところで、この翼を持つライオンを見ることができます。
もちろんドゥカーレ宮殿にも
ゆっくり見て回るには、たった50分では全然時間が足りないのですが
事前に自由時間があるとは知らなかったので、ラッキー気分でした。
50分後、全員集合してから遅めのランチへ向かいました。
イカスミのパスタに白身魚のフライ、ジェラード。
どれも美味しかったけど、写真を撮るのをすっかり忘れていました。
食事の後は船に乗り、ヴェネチア本島を後にします。
さようならヴェネチア、機会があったら今度は泊まりで来たいです。
船を降りてバスで、今夜の宿がある約250キロ先のカレンツァーノという街に向かいます。
バスの中では、ひたすら寝て体力を温存しておきます。
宿に向かう前に夕食。
なんとビックリ、果物は「お好きな物をどうぞ」と、この状態で出てきました。
食事を終え、その晩の宿「アートホテルミロ」に夜9時前に到着。
リョウさんののどの痛みは悪化していて、ずっとのど飴をなめていました。
明日は半日自由行動のあるフィレンツェに行きます。
その3につづく
今日はヴェネチア観光に行きます。
11月も終わりが近づいているイタリアは朝は7時半くらいまで真っ暗。
8時にホテルを出発なので6時前には起床
7時過ぎには朝食にいくのですが、窓の外はまだ夜のようです。
この日、朝起きるとリョウさんがのどが痛いと言い出しました。
どうやら風邪をひいたようです。
元々のどの弱い人なので、ヨーロッパの乾燥した空気でのどをやられないよう
昨夜寝る時にはマスクをして寝るように言い、バスルームに濡らしたバスタオルをかけ
少しでも部屋の湿度があがるように、バスルームのドアを開けっ放しで寝たはずです。
ところがハルばあの忠告を軽視していたリョウさんは
お風呂のあと暑いといって、すぐにパジャマに着替えなかったばかりか
マスクもせずに寝てしまったので、どうやら風邪っぽくなってしまったようです。
「だからヨーロッパの乾燥を甘く見るなっていったでしょう!海外で寝込むと大変だよ!」と
朝からハルばあに叱られながら、持参した風邪薬を飲むことになったリョウさん。
結局、この初期の風邪状態の時からずっと風邪薬を飲むことになったリョウさんですが
風邪の具合はまったく良くならず、日に日に調子が悪くなっていくんです。
せっかくのイタリア旅行なのに…とハルばあに怒られたのは言うまでもありません。
観光2日目のこの日は朝から真っ白な霧が出ていました。
どうもお天気も今一つで雨こそ降っていないものの、思った以上の肌寒さです。
アドリア海に浮かぶ水の都ヴェネチア本島には船で渡ります。
あいにくのお天気で周囲の島の風景も霧でぼやけて見えますが
まじかに見る重厚な建物に、期待で気持ちがワクワクしてきます。
幸いなことに、その後は霧がどんどん晴れてきました。
港に到着。
行く前はヴェネチアの浸水のニュースを見て、かなり心配だったのですが大丈夫そうです。
いかにもヨーロッパといった風の重厚な建物が並ぶのを見て
リョウさん、カメラ好きの血が騒ぎ、さっそく写真を撮るのを止められません状態。
あちこちシャッターを切り続けては、移動の列に遅れないよう走って…の繰り返しです。
これは浸水した時、主に観光客が通路として使う足場で、あちこちに置いてあります。
地元の人達は浸水に慣れっこなので、水の中を平気で歩くと聞きました。
ため息橋。ドゥカーレ宮殿と牢獄を結んでいた橋です。
こんな運河と橋を見ていると、本当にヴェネチアに来たんだ~と感動です。
鐘楼が見えてきて、ハルばあのワクワクは頂点です。
ああ、本当に今、ヴェネチアにいるんだぁ~
サン・マルコ寺院、ドゥカーレ宮殿も見えてきました。
ここの乗り場からゴンドラに乗りました。
狭い水路を巧みに建物にぶつからないようゴンドラを操るゴンドエーレ、すごい!
ホテルやレストランにも水路から入る入口があります。
大運河に入ると、ゴンドラからリアルト橋が後ろに見えました。
警察の船もありました。あたりまえ?
おじさんがドアから顔を出して、声をかけてくれました。チャオ!
ゴンドラを降りて、サン・マルコ広場に向かい観光しました。
ドゥカーレ宮殿。
ヴェネチア共和国総督の政庁として9世紀に建てられましたが
何度か火災にあい、現在の建物は15世紀の物。
世界最大の油絵と言われるティレントの「天国」があるのだそうですが
残念ながら、今回は宮殿内に入る時間は作れませんでした。
サン・マルコ寺院。
9世紀にエジプトから運ばれた聖マルコの遺体を納めるために建てられた
ビザンチン建築で有名で、改築のたびにロマネスク、ゴシック様式が加わった寺院です。
入口付近だけ入れます。
天井はすご~くきらびやかな金色の装飾がほどこされています。
サン・マルコ広場
この後、ムラノ島のヴェネチアングラスの工房に行き実演を見ました。
以前ブログに書いたことがありますが、ハルばあ夫婦はガラス器が大好きです。
リョウさんのお酒のグラスだけは、ちょっぴり贅沢な品でも買ってしまいます。
そんなわけで、この旅行では絶対ヴェネチアングラスを買おうと思っていました。
こんなワイングラスを買いました。
さらには清水の舞台から飛び降りたつもりで、飾り用にこんな吹きガラスのグラスまで…
こちらは本当に高かったので、ハルばあはお値段見て躊躇したんですが
リョウさんが「一生の記念だから」と、あっさりカードを出してしまったのでビックリ。
でもまあ、長い間仕事を頑張ってくれたリョウさんの退職記念の旅行なのだし
その記念の品なんだから…と思うことにしました。
その後は50分間の自由行動。
まず現地ガイドのアントニオさんお薦めのバールでカプチーノを飲みました。
かなり混みあっている狭いお店だったので写真は撮れませんでした。
ヴェネチア一だと言うだけあって美味しかった!なのに1€、安い!
その後は、お店をのぞきながら、あちこち歩き回りました。
再び見たリアルト橋
どこもかしこも絵になるヴェネチア、まるで映画の中にいる気分です。
翼を持つライオンはヴェネチアの守護神聖マルコの象徴だそうで
いたるところで、この翼を持つライオンを見ることができます。
もちろんドゥカーレ宮殿にも
ゆっくり見て回るには、たった50分では全然時間が足りないのですが
事前に自由時間があるとは知らなかったので、ラッキー気分でした。
50分後、全員集合してから遅めのランチへ向かいました。
イカスミのパスタに白身魚のフライ、ジェラード。
どれも美味しかったけど、写真を撮るのをすっかり忘れていました。
食事の後は船に乗り、ヴェネチア本島を後にします。
さようならヴェネチア、機会があったら今度は泊まりで来たいです。
船を降りてバスで、今夜の宿がある約250キロ先のカレンツァーノという街に向かいます。
バスの中では、ひたすら寝て体力を温存しておきます。
宿に向かう前に夕食。
なんとビックリ、果物は「お好きな物をどうぞ」と、この状態で出てきました。
食事を終え、その晩の宿「アートホテルミロ」に夜9時前に到着。
リョウさんののどの痛みは悪化していて、ずっとのど飴をなめていました。
明日は半日自由行動のあるフィレンツェに行きます。
その3につづく
by haru2010yakei
| 2013-01-13 19:54
| 旅行
グータラ主婦ハルばあの日常のあれこれを綴ってみました。
by ハルばあ
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