台北 女4人旅 その3
大型の台風12号が四国を直撃しましたね。
各地で被害がでているようですが、皆さんのお住まい周辺は大丈夫でしょうか。
被害にあわれた皆様、心よりお見舞い申し上げます。
幸いハルばあ家周辺は、強い風が吹いているものの
時折お日様も顔を出している状態で、大した事はありません。
少しでも早く、台風が過ぎ去ってくれることを祈るばかりです。
ここからは台湾旅行記、8月27日台北3日目。
この日はツアー自由行動の日なのですが
やはり台湾に来たら九分観光ははずせないでしょう!ということで
日本から申し込んだ現地ツアーに参加しました。
以前は2回とも九分半日観光を申し込んだのですが
今回は3人の強い希望により「十分瀑布、平渓の天燈上げそして九分観光」という
ハルばあにとっても初体験のツアーに決めました。
7時40分に隣駅近くの国賓大飯店ロビーに集合。
ツアー参加者はハルばあ達を含め14人。
ガイドは高さんという60代前半のおじさんです。
バスはまず十分瀑布に向かいます。
その日の天気予報によると時々雨だったので、傘を用意していったのですが
バスの乗ってしばらくすると、激しい雨降りになりました。
これでは天燈上げは無理かも…と半ばあきらめムードでしたが
十分瀑布に着く頃には、雨も小降りになってきてホッとしました。
雨に濡れたつり橋を渡って、十分瀑布に向かいます。
ガイドの高さんによると、十分瀑布は高さ30m、幅70~100mの台湾一の滝で
「台湾のナイアガラ」と言われているそうです。
滝の見学の後は、ここからすぐ近くの平渓の町に向かいます。
平渓の名物である天燈は、熱気球の原理を応用した大きな提灯で
毎年旧暦1月15日頃には「天燈祭」が開催され
天燈に願いを託し夜空に飛ばすので人気があるそうです。
その天燈上げを体験するプログラムも人気があって
自分で天燈を作るところからやるプログラムもあるようですが
このツアーは、各グループに一つずつ用意された天燈に願いごとを書いて
それぞれグループごとに空に飛ばすだけ。
ハルばあ達は4人なので、一人一面ずつ願い事を書きました。
「日本が一日も早く震災の被害から復興をとげますように」
「家族が健康で幸せにくらせますように」
うちのグループの一人は「お姉ちゃんが早く嫁にいけますように」と
実に切実な願い事を書いて、みんなの笑いを誘っていました。
天燈は思っていた以上の速さで、あっという間に真っ直ぐ上昇し
形が点になって見えなくなるほど、高く高く空に上っていきました。ちょっと感動。
想像以上に楽しめた天燈上げのあとは、線路沿いを少し歩いたところにある
「十分」駅から平渓線というローカル列車に乗ります。
平渓線は基隆河中流沿いを走る全長13kmのローカル線です。
1時間に1本あるかないかの運行状況なので、みんな平気で線路の上を歩いています。
まるで日本の田舎のような(ハルばあ家の同じ市内でも見るような)
渓谷美をしばし楽しみながら、九分観光の基点駅、終点の「瑞芳」で下車。
そこではツアーバスが待っていてくれたので、バスで九分を目指します。
ただ土日は観光バスは九分の入り口まで入れません。
途中シャトルバスに乗り換えて、お昼前には九分到着。
九分は雨が多く、年間70%以上は雨が降っているそうですが
ガイドの高さんに「皆さんはかなりラッキーです」と言われたほど
すっかり雨が上がり、かなり遠くの景色まで見事に見えました。
まずは高さんの案内で昼食のレストランへ。
なんと前回来た時にお茶した「千と千尋の神隠し」の湯婆ばの家のモデルとなった
「阿妹茶楼」で昼食をとることになりました。
昼食は台湾の田舎料理だというのですが、台湾料理との違いは何なのかわかりません。
でも次々美味しい料理が食べきれないほど出てきて、やはりお腹いっぱい。
昼食の後は、一時間の自由行動なので、九分のメインストリート基山街を歩きました。
ここは石畳の小道の両側に土産物屋や食べもの屋が軒を連ねています。
ところが中国人観光団が次々引きもきらずやってきて、細い道は大混雑。
かなり人波が減ったタイミングでもこの有様です。
あまりの人混みでつかれたので、名物の芋エンだけ4人でシェアして食べて
少しお店をひやかした後は、早めに集合場所に向かいました。
混雑がひどくて基山街をすべて見ることは出来なかったけれど、雨にも降られず
「阿妹茶楼」でランチも出来たし、3人とも九分観光は満足できたみたいです。
これでツアーは終了、バスは一路台北に向かいます。
国賓大飯店で解散したのは、まだ午後3時半すぎとだ早かったので
ここからMRTに乗って、また市内観光に出かけました。
台北で最も長い歴史を誇る「龍山寺」
土曜日のせいか、ただお参りするだけでなく
多くの老若男女が声を合わせ読経していて、独特の雰囲気がありました。
次は淡水河近くの問屋街「ディーホワチェ」へ。
ここはカラスミやフカヒレなどの乾物、茶葉、漢方薬、ドライフルーツなど
多岐にわたる乾物屋が道の両側に軒を連ねています。
20世紀初頭のレンガ造りのレトロな建物が残っているのでも有名です。
この通りの中ほどにある台湾最大規模の布市場「永楽市場」をのぞき
あたりが暗くなり始めたところで、ホテルの最寄駅に戻りました。
帰りの飛行機が朝の便なので、翌日のピックアップは朝5時50分。
なるべく早めにホテルに戻って荷造りしようと、夕食は駅の近くでお店を捜しました。
台湾の庶民料理「ルーローファン」の有名なチェーン店があったので
そこで夕食をとることにしました。
「ルーローファン」とは豚挽き肉、ネギ、しいたけ、漢方などを
じっくり煮込んだものをのせたご飯なのですが
この店のは台湾人好みにちょっと八角の味がきつめでした。
そして最終日8月28日。
この日はもう飛行機にのるだけ。
朝、パンと飲み物、煮玉子という簡単なお弁当を渡され、5時50分にはホテルを出発。
7時45分、台北松山空港発のエバー航空機で台北を後にしました。
パンを食べたばかりなのに、離陸後すぐに朝食サービス。
思いのほかオムレツが美味しかったので、これも完食。
帰宅したら絶対ダイエットに励もうと固く心に誓ったハルばあです。
予定より10分早く日本時間11時30分羽田着。
初めての女4人旅が無事終わりました。
みんなも楽しんでくれたようで、帰りの電車の中では
次回の旅行のために、またすぐ積み立てを始めようと決まりました。
さあ、次はどこに行くことになるんでしょうか。
きっと1年半か2年後のお話です。
つたない旅行記におつきあい頂き、ありがとうございました。
各地で被害がでているようですが、皆さんのお住まい周辺は大丈夫でしょうか。
被害にあわれた皆様、心よりお見舞い申し上げます。
幸いハルばあ家周辺は、強い風が吹いているものの
時折お日様も顔を出している状態で、大した事はありません。
少しでも早く、台風が過ぎ去ってくれることを祈るばかりです。
ここからは台湾旅行記、8月27日台北3日目。
この日はツアー自由行動の日なのですが
やはり台湾に来たら九分観光ははずせないでしょう!ということで
日本から申し込んだ現地ツアーに参加しました。
以前は2回とも九分半日観光を申し込んだのですが
今回は3人の強い希望により「十分瀑布、平渓の天燈上げそして九分観光」という
ハルばあにとっても初体験のツアーに決めました。
7時40分に隣駅近くの国賓大飯店ロビーに集合。
ツアー参加者はハルばあ達を含め14人。
ガイドは高さんという60代前半のおじさんです。
バスはまず十分瀑布に向かいます。
その日の天気予報によると時々雨だったので、傘を用意していったのですが
バスの乗ってしばらくすると、激しい雨降りになりました。
これでは天燈上げは無理かも…と半ばあきらめムードでしたが
十分瀑布に着く頃には、雨も小降りになってきてホッとしました。
雨に濡れたつり橋を渡って、十分瀑布に向かいます。
ガイドの高さんによると、十分瀑布は高さ30m、幅70~100mの台湾一の滝で
「台湾のナイアガラ」と言われているそうです。
滝の見学の後は、ここからすぐ近くの平渓の町に向かいます。
平渓の名物である天燈は、熱気球の原理を応用した大きな提灯で
毎年旧暦1月15日頃には「天燈祭」が開催され
天燈に願いを託し夜空に飛ばすので人気があるそうです。
その天燈上げを体験するプログラムも人気があって
自分で天燈を作るところからやるプログラムもあるようですが
このツアーは、各グループに一つずつ用意された天燈に願いごとを書いて
それぞれグループごとに空に飛ばすだけ。
ハルばあ達は4人なので、一人一面ずつ願い事を書きました。
「日本が一日も早く震災の被害から復興をとげますように」
「家族が健康で幸せにくらせますように」
うちのグループの一人は「お姉ちゃんが早く嫁にいけますように」と
実に切実な願い事を書いて、みんなの笑いを誘っていました。
天燈は思っていた以上の速さで、あっという間に真っ直ぐ上昇し
形が点になって見えなくなるほど、高く高く空に上っていきました。ちょっと感動。
想像以上に楽しめた天燈上げのあとは、線路沿いを少し歩いたところにある
「十分」駅から平渓線というローカル列車に乗ります。
平渓線は基隆河中流沿いを走る全長13kmのローカル線です。
1時間に1本あるかないかの運行状況なので、みんな平気で線路の上を歩いています。
まるで日本の田舎のような(ハルばあ家の同じ市内でも見るような)
渓谷美をしばし楽しみながら、九分観光の基点駅、終点の「瑞芳」で下車。
そこではツアーバスが待っていてくれたので、バスで九分を目指します。
ただ土日は観光バスは九分の入り口まで入れません。
途中シャトルバスに乗り換えて、お昼前には九分到着。
九分は雨が多く、年間70%以上は雨が降っているそうですが
ガイドの高さんに「皆さんはかなりラッキーです」と言われたほど
すっかり雨が上がり、かなり遠くの景色まで見事に見えました。
まずは高さんの案内で昼食のレストランへ。
なんと前回来た時にお茶した「千と千尋の神隠し」の湯婆ばの家のモデルとなった
「阿妹茶楼」で昼食をとることになりました。
昼食は台湾の田舎料理だというのですが、台湾料理との違いは何なのかわかりません。
でも次々美味しい料理が食べきれないほど出てきて、やはりお腹いっぱい。
昼食の後は、一時間の自由行動なので、九分のメインストリート基山街を歩きました。
ここは石畳の小道の両側に土産物屋や食べもの屋が軒を連ねています。
ところが中国人観光団が次々引きもきらずやってきて、細い道は大混雑。
かなり人波が減ったタイミングでもこの有様です。
あまりの人混みでつかれたので、名物の芋エンだけ4人でシェアして食べて
少しお店をひやかした後は、早めに集合場所に向かいました。
混雑がひどくて基山街をすべて見ることは出来なかったけれど、雨にも降られず
「阿妹茶楼」でランチも出来たし、3人とも九分観光は満足できたみたいです。
これでツアーは終了、バスは一路台北に向かいます。
国賓大飯店で解散したのは、まだ午後3時半すぎとだ早かったので
ここからMRTに乗って、また市内観光に出かけました。
台北で最も長い歴史を誇る「龍山寺」
土曜日のせいか、ただお参りするだけでなく
多くの老若男女が声を合わせ読経していて、独特の雰囲気がありました。
次は淡水河近くの問屋街「ディーホワチェ」へ。
ここはカラスミやフカヒレなどの乾物、茶葉、漢方薬、ドライフルーツなど
多岐にわたる乾物屋が道の両側に軒を連ねています。
20世紀初頭のレンガ造りのレトロな建物が残っているのでも有名です。
この通りの中ほどにある台湾最大規模の布市場「永楽市場」をのぞき
あたりが暗くなり始めたところで、ホテルの最寄駅に戻りました。
帰りの飛行機が朝の便なので、翌日のピックアップは朝5時50分。
なるべく早めにホテルに戻って荷造りしようと、夕食は駅の近くでお店を捜しました。
台湾の庶民料理「ルーローファン」の有名なチェーン店があったので
そこで夕食をとることにしました。
「ルーローファン」とは豚挽き肉、ネギ、しいたけ、漢方などを
じっくり煮込んだものをのせたご飯なのですが
この店のは台湾人好みにちょっと八角の味がきつめでした。
そして最終日8月28日。
この日はもう飛行機にのるだけ。
朝、パンと飲み物、煮玉子という簡単なお弁当を渡され、5時50分にはホテルを出発。
7時45分、台北松山空港発のエバー航空機で台北を後にしました。
パンを食べたばかりなのに、離陸後すぐに朝食サービス。
思いのほかオムレツが美味しかったので、これも完食。
帰宅したら絶対ダイエットに励もうと固く心に誓ったハルばあです。
予定より10分早く日本時間11時30分羽田着。
初めての女4人旅が無事終わりました。
みんなも楽しんでくれたようで、帰りの電車の中では
次回の旅行のために、またすぐ積み立てを始めようと決まりました。
さあ、次はどこに行くことになるんでしょうか。
きっと1年半か2年後のお話です。
つたない旅行記におつきあい頂き、ありがとうございました。
by haru2010yakei
| 2011-09-03 16:25
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by ハルばあ
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